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新しいサービスを模索中

  • kashiwagijunya
  • 2019年1月29日
  • 読了時間: 2分

特許図面の描き始めてもう20年以上になりますが、いつも頭のどこかで副業や図面以外のサービスは出来ないものか?と考えてきました。

レザークラフトが趣味でこっちも20年近くやっているんで、副業にどうかな?と思うこともあるのですが、相当手間がかかる作業なので、本業である図面作成に影響が出るのは間違いありません。本業は本業でキチッとしたいので、レザークラフトは趣味程度に留めています。

図面作成からちょっとだけ振り幅を広げる感じで、出来ることは何か?と考える中で気づいたのが、”打ち合わせの同行”サービスです。

私のところに来る仕事は、かなり複雑な機械、構造系の図面が多くを占めているため、3Dデータ等提供していただくことも多いのですが、3DCADソフト自体種類が非常に多く、お互いのソフト間で互換性がないため、3DCADデータの扱いに苦労することが多々あります。

図面屋でさえ苦労しますから、明細書担当者の方々はクライアントから「どういうデータが欲しいの1?」と言われても何が何だか。。。となるかと想像します。

結局、紙にプリントされた超複雑な図面を渡されて、「資料はこれだけ。納期は明日中にお願い!」・・・・・・・

泣く泣く必死でトレースする。。なんてことがよくあります。

上記の状況は、必要なデータ形式さえクライアントにお伝え出来れば回避されるのですがね。

特許事務所に務めていた時は、「打ち合わせに同行させてもらえれば、話しが早いのになー」と常々思っておりました。受け入れてもらえませんでしたが(笑)

今後益々、3Dデータのやり取りが増え、(でも図面描きは減り)クライアントから様々な形式のデータを提供されお困りの明細書担当者も増加するはずだ! と考え、明細書担当者と一緒にクライアントの所まで出向き、お打ち合わせに参加し、必要なデータ形式等お伝えし、3Dデータがいただけない場合はDXF等2Dデータが頂けるよう交渉し、さらに今回の発明、デザインでは「この角度の図面、この部品の6面図、この切断線で切った断面図が必要ですよ。。」といった部分まで提案する。

こういうサービスはありかな?と思っております。一旦、データをいただける流れが出来てしまった後は、私は必要なくなりますので、図面作成のお仕事だけいただければ(笑)。

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