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図面の技術の継承を!

僕が個人事業として業務を始めて10年ほどになりますが、現在ご依頼いただく案件は8割がた意匠案件です。


図面のプロとして食べている方々でも、意匠案件を手掛けるのは年に数回程度。。という人が多いと思います。

たまーにしか意匠をやらないと、どうしても腰が引けてしまい、なかなか積極的になれないものです。

図面屋のみならず、弁理士の先生方も滅多に意匠案件を手掛けない場合、少々面倒に感じるかと想像します。


特許図面の場合、”イラスト”でも問題がないことも多いかと思いますが、意匠の場合イラストではだめで、”図面”ですのでハードルは高くなりますね。6面図の整合をしっかりとる知識、技術。また斜視図を作成する際は、テクニカルイラスト(立体製図)の知識は必須です。


このブログで意匠図面作成のノウハウを紹介していきたいと考えるのですが、内容が複雑になってくるため、なかなか難しい。


動画で紹介していくのが一番いいのかもしれません。特許や意匠図面を教える専門学校等は無いので、多少なりとも知識やテクニックを伝えていかないと、「意匠の依頼が増えたのに、図面が描ける人材が見つからない!」となりかねませんしね。(というか、既にそうなっている。)


僕が図面を描き始めた頃は、製図台を使って、トレッシングペーパーにロットリングで手書きしてましたから、当時に比べると、ソフトの進化で幾分とっつき易いと思いますが、この道に進もうと思う人は少ないのでしょうね。。。


さらに、20年前であれば、まだまだフローチャートやブロック図のご依頼が多かったのですが、今やめっきり減っています。


素人でもワードやパワポで比較的簡単に図面が描ける時代ですので、図面屋に回ってくる仕事は比較的難易度の高い図面となるのは当然でしょう。


だからこそ知識と技術の継承を!、、と何やら伝統工芸士や町工場の社長が言いそうな言葉ですが(笑)




ともあれ、私の方では意匠図面のみならず、機械・構造系特許図面、米国出願用の陰影も得意としておりますのでドシドシご依頼いただければ非常にうれしいです。餅は餅屋と言いますように、面倒くさい図面は”株式会社UNITE”に投げてしまって、担当者の皆さまは少しでも楽をしてください。


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