

祖母のエピソード2
祖母と祖父は結婚後満州に渡ることになったのですが、具体的には黒竜江省のハイラルという場所だったと聞いています。ロシアとかモンゴルに近い場所で、ゴビ砂漠も近かったようです。祖父は日本での人間関係やしがらみが嫌で、中国で骨を埋めるつもりだ・・・と言っていたと聞きます。...


祖母のエピソード
写真の人形は祖母が作ったものです。祖母は50歳から和紙人形を作り始め、70歳を過ぎてから度々、彼女が住んでいた福岡で個展を開きました。北九州市では有名な老舗デパート"井筒屋"の呉服売り場でも何度か個展を開いています。 当時の呉服売り場の部長さんが祖母の人形に惚れ込んで、場所...


レストア
7、8年使い込んだ自作のレザートートの糸がほつれ始めたので、レストアしました。 上の写真はレストア後のバッグです。一度糸を全てほどき、傷んだ内貼りと”マチ”は作り直し、切り口(コバ)を磨き直します。その後、オイルをたっぷり染み込ませ、再度手縫いで仕上げました。...


意匠図面の作成”斜視2”
それでは、以前6面図の整合の取り方の記事で取り上げた、”小型圧縮機”の内部パーツを用いて斜視図の描き方の概略を説明したいと思います。画像が少々見づらくてすみません。 前回斜視図の描き方の記事において、公式を紹介したかと思います。...
昔話2
梅雨に入り、爺さんと資金の出資者にもだんだんと焦りの色が見え始めました。もっと早く焦って欲しかったのですが。 彼らは僕らに”農場に住め”といい始めました。なんでそうなるの?という思いでしたが、僕らは廃車になるボロボロの路線バスを1台7万円で2台購入し、農場のそばに運びました...
昔話
毎年、夏が近づくこの時期に思い出すことがあります。 僕は大学を卒業した後、就職もせずに塾の講師と家庭教師で食いつなぎ、金を貯めてインドに行ってました。5ヶ月くらいはあっちで貧乏旅行をしてました。バックパッカーというやつです。インドのエピソードは沢山あるのですが、今回の話はイ...


意匠図面の作成”斜視1”
それでは、斜視図作成の概略を説明したいと思います。 特許図面においては、クライアントから提供されたデータを、トレースやコピペで対応する事が多いかと思いますが、意匠図面では基本的にトレースは行わず、先に作成した6面図を使用して斜視図を作成していきます。その際利用する図法がアイ...
魅力
動作が美しい、立ち姿が美しい、表情が美しい・・・これらはどこから生まれるかというと客観性から生まれると思っています。客観的であるというのは、意識的であるとも言えます。 舞踏家の動きに美を感じるのは指先までしっかりと意識が通っているから。動きの一つ一つに意味があり自分がどうい...


意匠図面の作成”図面の整合2”
前回は正面図、右側面図、左側面図の整合の話でした。今回はさらに進んで平面、底面図と他図との整合の取り方になります。 今回もガイドラインを先に引いていきます。正面と左右側面の時は、正面図の外形線(輪郭線)と頂点から平行に赤線を引きました。平面、底面図の作成においては、正面図か...


意匠図面の作成 ”図面の整合1”
意匠図面作成の実践的なことに関して少しづつですが紹介していきます。 本HPギャラリー内で登場している”小型圧縮機”の内部パーツの図面です。(背面、平面、底面図は省略しています。) 大元は設計図をA3用紙にコピーした資料があり、アドビのイラストレータに設計図をスキャンした画像...