昔話2
梅雨に入り、爺さんと資金の出資者にもだんだんと焦りの色が見え始めました。もっと早く焦って欲しかったのですが。 彼らは僕らに”農場に住め”といい始めました。なんでそうなるの?という思いでしたが、僕らは廃車になるボロボロの路線バスを1台7万円で2台購入し、農場のそばに運びました...
昔話
毎年、夏が近づくこの時期に思い出すことがあります。 僕は大学を卒業した後、就職もせずに塾の講師と家庭教師で食いつなぎ、金を貯めてインドに行ってました。5ヶ月くらいはあっちで貧乏旅行をしてました。バックパッカーというやつです。インドのエピソードは沢山あるのですが、今回の話はイ...

意匠図面の作成”斜視1”
それでは、斜視図作成の概略を説明したいと思います。 特許図面においては、クライアントから提供されたデータを、トレースやコピペで対応する事が多いかと思いますが、意匠図面では基本的にトレースは行わず、先に作成した6面図を使用して斜視図を作成していきます。その際利用する図法がアイ...
魅力
動作が美しい、立ち姿が美しい、表情が美しい・・・これらはどこから生まれるかというと客観性から生まれると思っています。客観的であるというのは、意識的であるとも言えます。 舞踏家の動きに美を感じるのは指先までしっかりと意識が通っているから。動きの一つ一つに意味があり自分がどうい...

意匠図面の作成”図面の整合2”
前回は正面図、右側面図、左側面図の整合の話でした。今回はさらに進んで平面、底面図と他図との整合の取り方になります。 今回もガイドラインを先に引いていきます。正面と左右側面の時は、正面図の外形線(輪郭線)と頂点から平行に赤線を引きました。平面、底面図の作成においては、正面図か...

意匠図面の作成 ”図面の整合1”
意匠図面作成の実践的なことに関して少しづつですが紹介していきます。 本HPギャラリー内で登場している”小型圧縮機”の内部パーツの図面です。(背面、平面、底面図は省略しています。) 大元は設計図をA3用紙にコピーした資料があり、アドビのイラストレータに設計図をスキャンした画像...
活字中毒
僕は活字中毒なので、いつも傍らに本を置いてます。ジャンルは脈絡なく乱読といった状態ですが、ベストセラーとか本屋大賞とかには全く興味なしです。一度本屋大賞にもなった辞書編纂をする人たちの"お話し"に手を出しましたが途中で何度もつまらなくて止めようと思いながらなんとか読み切りま...
叱る
先日テレビを見ていたら、最近の自動車教習所では若い子を怒らない、逆に褒める、という話題をやってました。怒られもせずに卒業した子が、道路を走って大丈夫かい?と思ってしまいましたが。 僕は、大学生時代と卒業後しばらく、家庭教師や塾の講師で食いつないでいた時期がありました。生徒は...
「気」を配る
「気を配る」はそばにいる他人や自分の仕事に対してフォーカスしてあげるということ。肯定的に意識を向けてあげるということだと感じます。これが、気に病むだと、ある特定の事柄(人間関係、金銭問題、容姿等)にフォーカスしたまま焦点を他の事柄に移しにくい状態です。自力でどうしても焦点を移動出
説明力
特許図面の仕事では、担当者との打ち合わせは不可欠です。私はフリーなので電話での打ち合わせが多いですが、相手先に出向いて直接お話しを伺うこともよくあります。 説明慣れした方とは電話とメール等で頂いた資料で十分作図可能ですが、やはり直接お会いして話をするほうが誤解は少ないですね...